森・川・海とつながるところ

久しぶりの投稿になりました。

ブログからは離れていましたが、僕たちは元気に暮らしています!

 

近い方はご存知かと思うのですが、僕たちは暮らしの場を探しながら動いています。

思えば2年半ぐらい前でしょうか、「もっと自然の深いところで、森・川・海と一体となって暮らしたい」という気持ちになってから、上映で各地を回りながら夫婦でその場所を探してきました。

 

まだまだ落ち着かない身ですが、近況をお伝えするためにフェイスブックへの投稿をそのまま載せようと思います↓

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これからの暮らしの場を考えながら動いていますが……

なかなか定まりません!(^_^;)

 

自分の思いと妻の思い、そしてその土地の人や自然とのご縁が重なる場所を選ぶことはなかなか時間がかかるものだと分かりました。焦る気持ちを横に置いて、じっくり決めていこうと思います。気にかけてくださっている皆さん、これからも見守っていてくださると嬉しいです!

 

今は和歌山の田辺に来ています。

先月は那智勝浦町の色川に3週間ほど滞在させてもらいました。

色川の地は、町から離れて陸の孤島のように位置する山里で、不便ですが、農的な暮らしを求めて移住する人が多いと聞いていて訪れたい場所でした。

太田川の源流となる川が各集落を流れ、先人が切り開いた棚田が美しい風景をつくっています。

色川は、40年以上も前から移住者の受け入れに力を注いでいて、今では半数近くが移住者となっていたり、色川野菜と言えば有機野菜と認識されるほど、自然に寄り添った農が大切にされていたりと、数々の先進的な取り組みが住民の手で行われています。

出会った人たちは、地の人たちも、移り住んだ人たちも、色川の暮らしに誇りを持っていて、暮らしの知恵や文化を次の世代に繋いでいこうとされていて素晴らしいと思いました。

何より 子どもたちがとっても人懐っこくて

みんなで子育てをしたり

みんなで田植えをしたり

 

それはどこか東ティモールで見たような光景

大きな家族で生きているというような幸福感がありました

 

映画「カンタ!ティモール」の監督のなっちゃんが言っていました

東ティモールの伝統的な自己紹介では、自分の先祖の名前に加えて、自分に水をくれている山の名前を言うんだって

その水を分かち合っているみんながひとつの大きな家族なんだって

 

そんな人との絆や自然との絆を

ともすれば簡単に忘れてしまえるほど、僕たちは分業化・グローバル化された社会の中に生きているけど

ビルがそびえ立つ中で生きていても

自分に繋がる「森・川・海」「生きとし生けるものたち」と一体となって生きていることに変わりはなくて

 

それを思い返せば、きっと

今のように、人と人が争ったり、かけがえのない自然が破壊されていったりすることなく、地球の家族としてみんなで平和に生きていける社会がつくれるように思います

 

理想と現実があまりに離れているように思えて力を失う時もあるけど

その度に、何万年も平和に生きてきた先住民(日本ではアイヌの人たちなど)の価値観であったり、思いを共有できる仲間の存在に励まされています

色川でも力をもらいました!ありがとうございました!

さてさて、ここからは近況を。

直前ですが、明日16(日)に田辺で上映会があるのでお知らせです↓

田辺にいる時は僕たちも時々買い物に行く産直「よってって」の3階です。

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◎6月17日(日)【和歌山】 田辺市 ★監督が参加します

【時間】 上映 13001445

【場所】 よってって稲成店3階(田辺市稲成町270-1

【定員】 50

【料金】 1000円(高校生以下は無料)

【お申し込み・お問い合わせ】 0739-47-3038 090-8756-8218

【主催】 あすなろ会(藪)

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観てくださった方が上映会を開いてくださるという嬉しい上映リレーが続いています。

振り返れば、

白浜の椿温泉「しらさぎ」さんでの上映会から

映画に出てくださった日本最高齢の助産師・坂本フジヱさんの息子さんご夫婦による地域の桜祭りでの上映会に繋がり、

上富田町の喫茶「あすなろ」さんでの上映会に繋がり、

今回の上映会に続いています。

ありがとうございます◎

 

上映会に合わせて田辺にやってきたのですが、ここ10日間ほど梅取りのバイトを妻とさせてもらっています。半日は梅と向き合う日々を過ごしています。

思えば、こうして連日バイトをするのは9年ぶりぐらいになるかもしれません(妻のお店は手伝っていましたが)、よく生きてこられたものです。

何はともあれ、もうしばらく梅と向き合いながら田辺で過ごしています。

皆さんもよい日々を!お元気でお過ごしください☆彡

 

 

祝福(いのり)の海」

 

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