東シナ海で起こったタンカー事故による原油流出で、日本にも汚染が広がってきているようです↓(大きな出来事だと思うのですが、マスメディアではあまり報道されていません)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20180202/5050001677.html
この事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
海への汚染も心配です。
まず、積んでいた軽質原油が11万千トンと、その量に驚きました。
日本にいる人たち全員に、1kg弱を配れる量なんですね。
現代人の生活がいかに化石燃料に依存しているかを想像させられます。
(こちらに油の拡散予想があります↓)
http://fingfx.thomsonreuters.com/.../010060NC166/index.html
今回の事故しかり、放射能汚染しかり、最近気になっているマイクロプラスチックの問題しかり。
(海に流れたプラスチックが細かい粒となって汚染源となるマイクロプラスチック。その量は2050年までに魚の量を上回るという試算もあります。)
このままの暮らし・社会を続けていては、僕たちも次の世代の人たちも健康で生きられるわけがないと思うのです。海と僕たち、全てのいのちは一体なのだから。
この解決は、化石燃料や原子力エネルギーに代わる新技術を誰かが開発してくれるのを待つのがいいでしょうか。
仮想通貨や人工知能など、新たな技術はこれからも生まれ、開発されていくでしょう。
ただ、僕はそこに、いのちの視点がないと、いのちの声に耳を澄ませるような謙虚な姿勢がないと、新たな問題が生まれるように感じています。
大地や海、母なる地球と全てのいのちと調和して暮らせる世界に向けて、ひとりひとりが少しずつでも確かな歩みを進めていくことが僕にとっては希望です。