写真:瀬戸内海の西の入口、上関の海。
上関原発の建設予定地より4km弱先の祝島を臨む。
祝島(山口県)に来ています。
明日8/1から10日間、祝島で、福島の子どもたちを迎える保養プロジェクトがあり、参加させてもらいます。子どもたちには、海あそびや山あそび、思う存分楽しんでほしいです。
そして、祝島から緊急の呼びかけです。
8/2に、祝島で、原発建設のための補償金についての総会が開かれるようです。山口県漁協が、約50人の祝島の漁師(正組合員)に補償金の受け取りを迫っています。原発を未だに一部の人たちの肩に背負わせ続けるおかしさ。これは祝島や上関町だけの問題ではありません。日本だけの問題でもありません。世界の問題、僕たち一人一人の問題だと思います。自民党圧勝を受けて、こういうことがどんどん進められるかもしれません。できることをしていきましょう!まず注目を!周りの人にも伝えてください!
ライターの山秋真さんからのシェアです↓↓
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【拡散希望】祝島から緊急の呼びかけ。
山口県漁協が上関原発建設のための迷惑料として中電から預かった10億8千万円を、県漁協祝島支店に強引に受取らせようとしています。
そのために8月2日(金)に総会の部会が開催されようとしています。
本来の漁協は、漁師さんたちの生活を守るべきではないか、などの声を県漁協へ届けて下さい。詳細は→http://net.wan.or.jp/tzn/2013/07/28/
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また、これは僕が以前に書いたものです。
上関原発の補償金問題について。補償金の受け取り、海の埋立には、漁民全員の同意が必要であろうということです↓↓
スナメリチャンネル「埋立には漁民全員の同意が必要」http://bit.ly/12i8ztu
<参院選が終わって思うこと>
参院選で自民党が圧勝し、与党が過半数をとりました。これから「原発」や「TPP」や「改憲」など、かなり厳しい道を歩むことになるという覚悟が必要だろうと感じています。「改憲」に必要な3分の2には達していませんが、憲法を変えやすくする96条の改憲派が集まれば、かなりギリギリのラインに達する可能性があります。
そして、世間を騒がすニュースは選挙後にお披露目されるのですね。「東電、汚染水の海への流出を認める」「TPP交渉に正式参加」といったニュースが出てきました。また、戦争への道を匂わす「武器輸出三原則の撤廃を目指す」「集団的自衛権の行使の合憲解釈へ」「秘密保全法案を提出へ」といったニュースも続々と出てきています。
僕にとってはかなり厳しい現実ですが、脱原発の民意が押し上げたであろう山本太郎さん(無所属)の当選など、一縷な光に希望をつなぎたいと思っています。また、市民から立ち上がった「緑の党」は残念ながら議席にはつながりませんでしたが、三宅洋平さんから始まった、誰を敵とするでもない現代の緩やかな革命にも大きな希望を感じました。これからも諦めることなく、マツリゴトに参加していきたいと思います。日々の暮らしがマツリゴト!!という想いで。
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祝島と福島と海に生きる人たちを追ったドキュメンタリー「祝福(いのり)の海」
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