TPPでどう変わる?私たちの暮らし

皆さん、こんにちは。近況を綴ります。  

 

久しぶりに山口に行ってきました。

福島の後、和歌山の家に戻り、映像を編集する傍ら、畑に種をまき、妻のオーガニックカフェのオープンを手伝いました。僕は映画制作を最優先に動いていますが、自分の暮らしも少しずつ変えていきたいと思っています。自然と共生する暮らし、いのちを生かし合う暮らしを取り戻すことが最大の原発反対の意志表示であり、それこそが平和な世界への道だと思うからです。

  

僕の周りには暮らしや社会を変えていこうとする人たちが多く、希望を感じるばかりなのですが、それだけ世の中が極まってきているようにも感じます。生きていくことがますます困難な時代に向かっていると思います。非常に危機感も抱いています。しかし、冬の極まりを春の始まりと捉えるように、新しい社会への転換期と考え、希望を持って進みたいと思います。

 

危機感を覚える3大要素として「原発」「TPP」「憲法改正」があります。まず、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について触れたいと思います。昨年末の衆院選で自民党は「TPP交渉参加反対」を掲げていましたが、今年の3月15日、安倍首相はあっさりと交渉参加を表明しました。選挙中に自民党が掲げた「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」というポスターがネットで話題になっていました。選挙でウソをつくことが常套手段となっているので、僕たち有権者も賢くならないといけないですね。安倍首相は「聖域は守る」と言っていますが、各国や特に米国はそれを認めていません。

 

上の映像は、山口で行われた「プロジェクト99%」のタウンミーティングのようすです。TPPは一部のグローバル企業が儲けるためのものであると安部芳裕さんは言います。原発よりも情報統制が敷かれているというTPP。まずはしくみを知ることから。周りの人とも話してみてください。僕はピラミッド型の社会ではなく、一人一人が大切にされる平らな輪の社会を目指したいと思っています。手を取り合っていきましょう。夏の参院選(7月21日予定)ではしっかり意志表示をしましょう。 

 

続いて、「原発」「憲法改正」について考えたいと思います。

 

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映画づくりを応援して下さる皆様に感謝!

祝島と福島と海に生きる人たちを追ったドキュメンタリー「祝福(いのり)の海」

 

 

祝福(いのり)の海」

 

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