2013年

3月

07日

山本繁太郎知事「ただちに不許可にするとは言っていない」

昨日6日の山口県議会の報告です。気骨のある3人の議員から山本繁太郎知事への追及がありました。その中で、山本知事や県側の驚くべき答弁が飛び出しました。

「公約違反」という指摘に対し、「埋め立て免許を不許可にするとは言った」が「ただちに不許可にするとは言っていない」。また、審査が県の内規(行政手続法)で定められた32日間を大幅に超えることについては「福島原発事故という特殊な事情でやむを得ない」

 

「今は不許可、今は不許可」と言い続けてきて、いざ延長申請が出されたら「ただちに不許可にするとは言っていない」。どこかで聞いた言葉です。「原発は安全です」と言い続けてきて、いざ原発が爆発したら「ただちに人体に影響はない」。「想定外のことだから」も同じです。では、ここで一句。

「ホーホケキョ ホーホケキョ (フキョカフキョカ) と しげたろう 一年通して ホーホケキョ」

 

選挙の時は「国民」の方を向き、当選すると「国や企業」の方を向く。

本来、政治家は国民のために働くものですが、組織や企業のためにお金を引っ張ることを仕事にする「政治屋」になってしまっている人が多いと思います。山本知事はその最たる例だと感じます。

 

選挙の時は「脱原発依存は当たり前」「上関原発は凍結」「埋め立て免許は認められない」と声高に叫んでいましたが、山本知事は自ら実行することは初めから考えていなかったようです。

 

「脱原発依存」「上関原発の凍結」は放っておいてもそうなるという程度の認識だったのだと思います(これは、除染と似ていると感じます。「除染は有効」と叫びながら、予測される除染の効果は実は全体の20%程度で、放っておいて自然に減る約80%分に頼っているのです)。

「埋め立て免許を不許可にする」という約束は人任せにできず、結局、反故にするしかなかったようですが、ここまで露骨なやり方には驚きました。

 

霞ヶ関文学というものがあるそうです。霞ヶ関の官僚が法律や公文書を作る時に「~など」のようなあいまいな表現を使い、逃げ道を用意しておくのだそうです。「脱原発依存」もそうでしょう。京都大学原子炉実験所の小出さんは気になる言葉として「除染」を挙げていました。あたかも汚染を除くような印象ですが、実際は移動させるだけの「移染」でしかないのです。元国交省のお役人さんとあって山本知事はよく使っていると思います。「今は不許可」の「今は~」もそうでしょう。あの時はそうだったという言い訳に使います。今回は「ただちに~ない」との併用です。これが許されると、何でもありになってしまいます。

 

今回のやり取りで多くの矛盾が浮き彫りになりました。法体系が別だから、「原発」については国が決めること、「埋め立て」については県知事(県)が決めることなので、県は原発については関与できないとしています(県はそれ(原発と埋め立ては別である)を主張して、原発をつくってよいか分からない段階で(中電が国に「原子炉設置許可申請」を出す前に)埋め立て免許を出したのです。)しかし、今回、県は国と中電の原発政策を見守るために審査を先延ばしにすると言うのです。完全に論理破綻していると思います。

 

また、福島原発の事故を受けてもなお、上関町(人口約3100/ 20132月)だけの問題とし、多数決で決めようとしています。これは恐ろしいことです。どれだけ多くの命や暮らしを奪い脅かしているか、言葉遊びや机上の空論を並べている人たちは現地に足を運んで見るべきです。

 

この何でもありの山本県政にストップをかけるために、みんなで声を集めましょう!ぜひ!

 

僕はこれから福島に向かいます。

13日に参加します。映画の一部(10分弱)を上映させて頂きます↓↓

 

 

祝島島民の会blogより

【上関原発の即刻中止を!3.11フクシマを忘れない!! in 上関集会】

                     

日時:310日(日)1330分~1530

場所:上関町室津 上関町中央公民館 1F講堂

主催:原発に反対する上関町民の会

   上関原発を建てさせない祝島島民の会

   原水爆禁止山口県民会議

   長島の自然を守る会

問い合わせ:090-8995-8799(高島)

内容:13時 受付開始 

   1330分~1530

   ・主催団体よりあいさつ、状況報告 

   ・福島からの現地報告 中村和夫さん

     (福島県郡山市で有機農業などをされている方です)

   ・上関町内をデモ行進(約30分)

 

 

313日(水)上関原発いらんDAY

14:00
山口地裁で中国電力が地元住民を訴えたスラップ裁判、いわゆる「4800万円損害賠償裁判」の口頭弁論があります。
是非、傍聴をしに来てください。判決にも影響を与える大きな力となります。
場所:山口地方裁判所 山口市駅通り1丁目6-1 傍聴券配布は1330頃より

15:0016:15
「止めよう上関原発!守ろう命の海!」上関原発現状報告とミーティング
山口県に計画されている上関原発。「原発の新増設はしない」とした政府方針は政権交代で覆され、失効しなければならない埋め立て免許も宙に浮いたまま継続しています。上関原発計画の現状、中電が住民を訴えているスラップ訴訟などについての報告です。
場所:山口県労働者福祉文化中央会館 大会議室 山口市緑町329
日時:313日(水)15001615
内容:飯田てつなり氏基調講演 映画「祝福の海」ダイジェスト版上映 伝説の反核シンガー内田ボブミニライブ 上関原発の現状報告と各地からのメッセージ 等。
主催:上関原発阻止被告団・弁護団、上関原発を建てさせない祝島島民の会 問い合わせ:090-6843-9854(原)

16:00いけるところまで
原発やめろ!!埋め立てとめろ!!
山口県庁大包囲
“おかしいことは、おかしいと、ちゃんと声をだそうぜ”
3
13日(水)1600山口県庁正門に大集合!
東日本大震災から2年、爆発した福島第一原発からはいまだに膨大な量の放射性物質が吐き出され甚大な被害が次々と明らかになっています。
日本全体がまだ非常事態の最中にも関わらず、山口出身の安倍総理は原発の再稼働をもくろみ、ここ山口県ではこともあろうに新規計画である上関原発をいまだに推進しようとする県庁の姿勢があります。本来ならば昨年10月に失効しているはずの埋め立て許可を4度にわたる質問という形で引き伸ばし、先日にはとうとう延長申請の審議を放棄し免許を継続させるという暴挙に出ました。
山本知事は昨年の県知事選の際に確かに言いました。
「上関は凍結」「埋め立て許可は失効させる」
もう、我慢の限界だ。ふざけるな!いったいどこを見ている!僕たちはここにいるのだ。

なぜこの国は変わらないのか。それはあなたのあきらめ、傍観、無関心。
原発がいやだと思っているそこの君!原発をとめることは簡単なんだよ。
君が立ち上がって声を挙げればいい。そして君やあなたの声が次々とあがり、繋がってゆけば、それは世論という大きなうねりとなる。
その世論とはどんな傍若無人な権力者もひれ伏す大きな力だ。
声をあげよう!僕達は一人じゃない。その一歩を踏み出そう。
リーダーはいらない。肩書きや組織も今日はどこかへ置いておこう。
原発が止まるとき。それはあなたが誰からも強制されることなく、自分の意思で「原発はいらない」と心から叫べたとき。3・13はその始まりになる日。
さあ、山口県庁に全員集合だ!!!

呼び掛け人 原発いらんと叫ぶ人々

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映画づくりを応援して下さる皆様に感謝!

祝島と福島と海に生きる人たちを追ったドキュメンタリー「祝福(いのり)の海」

 

 

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