2013年

2月

24日

【上関原発】県と中電のやり取り黒塗り

これは、市民が山口県に情報公開請求をして出された書類です。

県と中国電力のやり取りのほぼ全てが黒塗りにされています。

上関原発建設のための海の埋め立て免許が3年の期限を迎え、失効する日の前日に中国電力は山口県に延長申請を出しました。

「延長を認めない」という公約を掲げて当選した山本繁太郎知事は、その後も一貫してそう言い続けています。しかし、県は延長申請を「審査する」という名目で、これまで4ヶ月半以上に渡って判断を先延ばしにしています。

県の内規では、原則32日以内に審査し判断することと定められていますが、県が中国電力に補足説明を求めている期間はそれに当たらないとして、これまで4回に渡り、質問を繰り返しています(それも、同じ質問を繰り返していることが黒塗りにされていない部分から見てとれます)。(写真右:県からの質問、右下:中電からの回答・資料)

何十枚もの黒塗りの資料の中、唯一見られる資料は中電の報道資料だけでした。

10/5 中電が県に延長申請(失効日の前日)

10/23 県から中電に質問①回目

11/15 中電から県に回答

11/22 県から中電に質問②

12/25 中電から県に回答

2013/1/4 県から中電に質問③

1/28 中電から県に回答

1/30 県から中電に質問④

延長申請の審査が実質「延長を認めている」という矛盾。

県と中国電力のやり取りは市民に見えない状況で行われています。県は黒塗りにした理由を、中国電力が不利益を被る恐れがあるためとしています。市民の知る権利よりも企業の利益を優先したということです。

福島原発の事故以降もこのような対応が続けられています。

いつか、「どうすれば原発をやめられるでしょう」と、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんに投げかけたことを思い出しました。小出さんの答えはシンプルで「誠実に生きること」でした。

原発には多くの問題がありますが、このように誠実ではないということも大きな問題であり、エネルギー問題以前の「生き方」の問題であると感じます。

まもなく中電からの回答を受け、県は審査を再開させます。32日の期限まであと2日に迫っています。僕たちの未来を見届けましょう。

山口県知事への提言

電話 083-933-2570 FAX 083-933-2599     

一般封書・はがき 〒753-8501 山口市滝町1-1

         山口県総合政策部広報広聴課内 中央県民相談室

 港湾課(担当部署) (083)933-3810

 商工労働部 エネルギー対策室 (083)933-3125

 土木建築部 計画振興班 (083)933-3817

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今回の件は、ブログ「いのち・未来うべ スタッフブログ」で詳しく書かれています。

写真もこちらから了承を頂き、掲載させて頂きました。ありがとうございます。

 

(参考動画)

事実上中止の上関原発 町・県の判断を問う 2012.9.20/27(中電の延長申請前)

上関原発中止へ 祝島の人たち 県と中国電力へ 2012.10.10(中電の延長申請後)

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