祝島や福島を海でつなぐ映画をつくりたい!

皆さんこんにちは、東条です。

 

久しぶりの発信になってしまいました。僕は普段は山口県「祝島」にいながら、合間を見て福島に通う日々を過ごしています。この度、皆さんにお伝えしたいことがあります。タイトルにも書きましたが、祝島と福島とそして海に生きる人たちを追ったドキュメンタリー映画をつくりたいと思っています。

 

「海」「いのち」をテーマにし、「地球の上で平和に生きるためにはどうしたらいいか」を考える映画にしたいと思っています。地球の上で起こる戦争・貧困・原発などあらゆる問題の解決を目指して。これまで出会った方たちの生き方などからその糸口を描きたい、そして、その答えは今後の人生を通して皆さんと一緒に探していけたらと思っています。祝島と福島と海に生きる人たちのそれぞれの「海」をひとつにつないでいきたいと考えています。

 

「海」や山に抱かれ暮らす「祝島(いわいしま)」の人たち。山口県の南東部、瀬戸内海の西の端に浮かぶ人口500人弱の小さな島です。島民の多くは農業・漁業の半農半漁の生活を営んでいます。島ゆえに自然とのつながり、人とのつながりが強く、千年以上の歴史を持つ、海を渡る祭りと呼ばれる「神舞(かんまい)」も今に残っています。多くの島民にとって、それらのつながりを脅かすものに「上関原発計画」があります。対岸4㎞弱のところに海を埋め立てて建てられるこの計画に、島民の大半が反対し、漁師は「海はカネには代えられん」と10億円以上の補償金の受け取りを拒否してきました。自然への畏敬の念がそうさせるのではないでしょうか。事故が起これば、対岸の火事では済まされないのが原子力。計画が持ち上がってからの30年という歳月は、綿々と続く島の歴史には短く、人の一生には長いでしょう。中国電力が埋め立て工事のために作業台船を向かわせる度、漁師は仕事の手を休めて抗議に向かいました。数百人の作業員を動員して工事を押し切ろうとした矢先に、東日本大震災と福島原発の大事故は起こりました。

 

「海」を前に途方にくれる漁師たち、故郷を追われた人たちがいます。

2011311日の東日本大震災。大地が揺れ、海が荒れ狂い、数多くの尊い命が失われました。そして、その後に続いた人災とも言える福島原発の大事故により、目に見えない、臭いもない、けれど次世代にまで影響を与えるかもしれない物質が、大量に大地や海に降り注ぎました。

福島県いわき市久ノ浜は福島第一原発から約30㎞南にあります。漁師は命からがら守った船を前にして漁に出られません。魚を獲るのは放射性物質を測る調査の時だけです。海が汚されたことについて、ある漁師は「身を切られた想い」と語ります。「魚を獲るのは簡単だ。でも安全な魚を届けたい」と試行錯誤の日々を続けています。原発震災に会い、困難な中、懸命にいのちと向き合う人たちを追います。

 

「海」は「全ての生物(いのち)のお母さん」そう言って、海水を引き、自作の塩田と鉄釜で塩づくりをする人、井上義さん。山口県長門市油谷にて夫婦で自給自足の生活を目指しています。「生物は何億年にも渡る歴史の大半を海で過ごしてきた。だから生物の体は海の成分でできている。僕たち一人一人の体の中にも海があり、母なる海と自分たちをつなぐへその緒の役割をしているのが、塩だ。」

 

「海」を手漕ぎの船・カヤックで渡る人、原康司さん。山口県周南市でアウトドアショップを経営しています。若い頃、コンビナートで埋めつくされた地元の海が嫌いだった原さんはアラスカなどにカヤック遠征を繰り返します。冒険の末、瀬戸内海を渡る中で上関周辺の海の美しさに感動し、自分が生まれた瀬戸内海に初めて「故郷の誇り」を持ったと言います。次の世代にも伝えたいと、子どもたちに自然の中で学ばせる冒険学校も主催しています。

 

この映画は、撮影から編集まで基本的に一人で製作する予定です。ド素人ゆえ、技術面も資金面も十分とは言えません。つきましては皆さんにご協力頂ければこれ程嬉しいことはありません。

映画の製作を通して、そして完成後には上映を通して、平和を求める全国の皆さんとつながれることを願っています。七世代先に想いを馳せながら、この世に置いていくぐらいの意気込みで作ります。楽しみにしていて下さい。どうぞよろしくお願い致します。

 

<資金協力について>

郵便振替 00910-6-201437 (店番号 099

名義 スナメリチャンネル

 

一口1000にてよろしくお願い致します。

映画のエンドロールにお名前を掲載させて頂きたいと思います。通信欄に、OKならば(名前可)NGならば(名前不可)とお書き下さい。メッセージがあれば合わせてお書き下さい。このブログの「応援する」のページにお名前のイニシャルとメッセージを掲載させて頂きます。

協力金は全額映画の製作費(主に交通費、他機材など)に充てさせて頂きます。

「こんなことで映画に関りたい、協力したい!」という方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡下さい。

映画製作はこれまでの「スナメリチャンネル」の活動の延長であり、趣旨も変わらないため、引き続き同口座を利用させて頂きます。)

 

お問い合わせ先 

「スナメリチャンネル」東条雅之

Tel:080-3809-6791 Mail:sunamerichannel@yahoo.co.jp

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コメント: 10
  • #1

    溝田一成(広島) (木曜日, 24 5月 2012 05:04)

    お元気ですね。しばらくぶりです。世界を股にかける報道家として大きな仕事になりますね。応援します。上関原発の埋立工事が始まって、どうしても止めたいとの思いから、祝島の人達や、それを応援する人達で、大きな巨像に立ち向かう蟻のような、毎日でした。しかし、最前線で止めていった祝島の漁師の人達の身体をはった抗議で工事をやらせなかったことが、本当によかっったと思っています。何もできなかったけど、そんな、ひとこまに参加できたことが人生の中にあったことをうれしく思います。上関原発の運動に関わっていなかったら、人のやさしさ、自然と共に生きて行くことなど考えることもできなかったでしょう。本当に白紙撤回になるように最後の運動をして行きたいと思います。
     東条さん、ぜひドキメンタリーを完成させてください。少しばかりですが協力します。
     その中に、農業を中心生活して、追われて行った飯館村のことをぜひ入れて、原発の理不尽さも表現してもらえればと思います。

  • #2

    こはる (木曜日, 24 5月 2012 06:58)

    がんばっとるね!もちろん,応援するよ^−^!!

    めぐる母さんから,活躍の様子を聞くほどに,でもちょっと身体が心配でもあります。

    北海道チームも,完成を心待ちにしています。

    元気で!

  • #3

    おは! (土曜日, 26 5月 2012 16:51)

    東条さんでなければ撮れないような映像ができ上がることでしょう。
    期待しています。
    しかも袖振り合うも他生の縁の方たちが登場されるので、個人的にも嬉しいです。

    しかし、「祝」島と「福」島、2つ合わせて「祝福」なのですね。
    祝福とは「幸を祈ること」です。福島の方たちのことを心から祈らずにはおれない今、映画のタイトルにこの文字を入れられたらと勝手に思っています。

  • #4

    zini_park (木曜日, 19 7月 2012 20:43)

    頑張ってるね!いつも尊敬してるわ
    出来上がったらぜひ見せてや。そして、撮影の作業する上に何か分からんかったら聞いてな。分かる範囲で教えてあげるわ ひょんじん

  • #5

    山下 由佳 (日曜日, 29 7月 2012 09:58)

    http://ameblo.jp/upo-nokiseki/entry-10834309315.html

    田中優さんの講演を聞いて、おおさかのまっちゃんたちが、立ち上がりました。福島の妊婦と胎児が危ない。今すぐ、救出に向かおうと。妊婦さんたちは、沖縄や関西に避難し、無事、出産を迎えています。
    まっちゃんとその仲間から、この経緯を取材するのはいかがでしょうか?

    ~福島原発の放射線から赤ちゃんを救え!~心援隊の皆様方のタイムリーな動きは、日本に希望をもたらし、
    妊婦を救えという機運を生み出しました。

    また、東海アマも、当初から妊婦のリスクを訴え、20ミリシーベルト問題でもいち早く声をあげました。私は、その頃、放射能問題の基準値の知識を持ち得ていませんでしたが、危機感を共有し、告発の構成要件を調べました。

    そこで、見つかったのが、「人と健康に係る郊外犯罪を処罰する法律」でした。その後、三陸の海を放射能から守る会と、福島告訴団が、この公害罪での告発、告訴に踏切した。

    三陸の海を守る「わかめの会」の皆様とは、2010年から連絡がつながっていました。海を守りたい思いが一致していましたから。

    やはり、公害犯罪が私たちの痛感するところです。


  • #6

    sunamerichannel (月曜日, 14 1月 2013 01:15)

    溝田さん、こはる、ヒョン、山下さん、ありがとうございます!!

    そして、祝福の意味を教えてくれた方(お名前が分かりませんが知り合いですよね)。
    祝島と福島で「祝福」だと思っていましたが、これだ!というところまで腑に落ちていませんでした。でも、「幸せを祈ること」という意味を教えて頂き、まさにこの映画で伝えたいことだと思いました。

    テーマにしている「海」は、命を育み、時には命を奪う存在。その人知を超えた「海」に、人は祈り、感謝してきました。この「祈り」や「感謝」は、太古から自然の一員として生きてきた人たちが培ってきた祭りの精神でもあると思います。

    そういう想いを込め、タイトル(仮題)を『祝福(いのり)の海』と名付けました。直接お礼を言いたいですが、分からないのでこの場をお借りして。ありがとうございました!!

    そして、僕たちが地球の全ての存在の「幸せを祈る」ことができれば、きっと素敵な世の中になるのだと思います。

    多くの人に支えられ感謝です。映画づくりがんばります^^

  • #7

    tadzio (火曜日, 15 1月 2013 00:08)

    はじめまして。3.11の二週間前に、初めて 祝島と田ノ浦を訪れました。当方、作曲家です。もし映画に音楽が必要であれば、小規模のものなら ボランティア(JASRACと信託契約をしているため、手続きが若干面倒ですが…)での参加可能です。

  • #8

    sunamerichannel (水曜日, 16 1月 2013 19:21)

    tadzioさん、はじめまして!田ノ浦がてんやわんやだった頃ですね。映画の中で使う音楽については今後考えていきたいと思っていました。ツイッターでメールさせて頂きます。ありがとうございます!

  • #9

    山下 由佳 (金曜日, 19 4月 2013 18:01)

    #被災地の漁師の報告】
    [神話の果てに・。] #原発事故 「これではもう漁師はやっていけない」と自殺の船主がいる実態 ~http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/62206483.html

    ファイスブックで知り合った漁師さん。漁師たちの悲痛な叫びが聞こえてくる。何か出来ることはないのか?

    速報、拡散!”  「子ども被災者・移住・生活支援・仮の町復興特区」構想 #子ども被災者支援法 の実質的実現に皆様方のお力をお貸しください。

    http://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/24788047.html

  • #10

    山下 由佳 (日曜日, 05 5月 2013 08:46)

    速報、■7月に、第一子を出産予定の郡山市議の滝田春奈さん。【議会を手放して県外避難はできない】夫の実家のある「郡山市の中でも放射線量の低く、市が移動教室で利用している湖南地区」の放射線量が低いことから、そこを利用して子育てをしていく予定

    http://ameblo.jp/rain37/entry-11517645731.html

 

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