2010年

4月

21日

中国電力が約140人で工事を強行

4/15・16 の二日間に渡り、中国電力は社員や警備員ら合わせて約140人を動員し、強引に作業を押し切ろうとしました。話し合いの余地など残していません。

なんでこんなことができるのか。

 

「赤信号になりかけているのに、ブレーキじゃなくアクセルを踏むような感じじゃないか!」


最近、中国電力の島根原発で赤信号が灯った。123件もの点検漏れが発覚したのだ。なんでも、123件のうち57件は安全機能面で最重要ランクだったとか。そして原発を手動停止する事態にまでなっている。点検漏れで運転を停止するのは国内初のようだ。

そんな乱暴な運転をしたら免許を取り上げられてもおかしくないのに、指導教官であるはずの山口県知事は見て見ぬふり。(そもそも県が、地元住民の理解も得られていないのに上関原発建設のための「海の埋め立て免許」を中電に出したのが間違いなのだ)

山口県の掲げる「しっかり聞いて」「住みよさ日本一」というキャッチフレーズも空しく響きます。「コンクリートから人へ」「いのちを守りたい」もまたしかりです。民主党も、原発は<地元住民の理解を得ながら>と言ってるでしょ?

祝島のおばちゃんたちは「私たちは海を売っていません。きれいな海を残してください」と砂浜に寝っ転がる。

そこに、中電の社員が機械的に「お願いします」とマスコミ向けのポーズを繰り返す。3単語ぐらいしか話さない (昭和の頑固オヤジか!)

平均年齢75歳と言われる祝島の人たち。仕事を休み、朝4時半から夕方まで、二日間座り込みを続けました。

これ程のことが起こっても、なかなか大手メディアは伝えてくれません。しかし、今回のことはブログなどでは結構広まっていると思います。ありがとうございます。

再度、想いを同じくする皆さんにお願いです!ぜひ広めてください!みんなの声で!ぶんぶんぶんと伝えてください!この暴走する車にブレーキをかけてください!きっとできます。市民の力を信じています。

今回の前段階として、4/5~6 に副所長二人が現地を訪れていました。
そして多くの問題発言を残して行かれました。

「全国の原子力発電所で、放射線の被害によって皆さんに健康に影響を与えた事例はありません」

【追記】

日本では大きく報道されていませんでしたが、ドイツでは4月24日にチェルノブイリの日に向けて、脱原発を求め、約10万人が約120キロの「人間の盾」を作ったそうですね!


ドイツでは2002年に脱原発の方針を決め、原発の新規建設を禁止して、2021年までに原発を全廃する計画です。それが、現政権が延期を進めていて、国民の6割以上が反対しているそうです。人々の関心は持続可能な社会に着実に向かっている気がします。

最近、祝島や上関を舞台にした映画が2本(鎌仲監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」、纐纈監督の「祝の島」)が完成し、これから全国上映が始まります。

この2本の映画を観て再確認させてもらいました。昔ながらの自然と共にある祝島の暮らしの中に、私たちが目指すべき持続可能な社会のための大切なヒントがたくさんあるということを。

 

祝福(いのり)の海」

 

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